MOON CHILDe 2005年11月27日
MOON CHILDe 〜ムーンチャイルド〜(SIESTA) 体験版
ダウンロードサイズ:282MB
シナリオライター:林ふみと、久弥直樹、眼鏡友の会、E.C
原画家:雨音響、ゆきうさぎ
声優:韮井叶、まきいずみ、茶谷やすら、須本綾奈、楠鈴音、織田翼沙、一色ヒカル
http://www.siesta-soft.com/

『MOON CHILDe』の体験版では、ゲーム本編の4日目までが体験出来ます。体験版の中で紹介されるエロシーンは1つだけ。その唯一のエロシーンも進め方によっては見れない仕組みになってます。ですから、無料エロゲームとして、『MOON CHILDe』の体験版をダウンロードするのは奨めません。しいて言うなら、発売日が待ちきれない人向けでしょうか。ミステリーらしく分からない事だらけですので、体験版をプレイしたからといって、本編の楽しみが損なう事は無いと思います。少なくとも、当方の拙い洞察力では、先の展開がまるで読めませんでした。

「謎よ、もっと深まれ……」は『探偵学園Q』のリュウの台詞でしたっけ。『MOON CHILDe』の体験版を終えて、真っ先に浮かんだ言葉がそれでした。全編通して、意味深な台詞と、思わせぶりな展開の目白押しで、当方は想像力を掻き立てられっぱなし、わくわくしっぱなし、ミステリーとしての『MOON CHILDe』への期待は天井知らずに高まるばかりです。

一方、サスペンスとしての期待が膨らまないのは、一体どうしてなんでしょうね。死がなまじ美しかったせいなのか、それとも脅威が脅威として感じ取れないせいなのか。正直、「ナイトメア」とか「ファントム」とか口で説明されても、ピンとこないんですよね。終末を匂わせていても、人々は当たり前に生活しているし、食べる物にも困っていない。脅威はただ言葉として伝わるだけで、触発される感情が何も無いんです。迫ってくるものが無いんです。このように、仮想を仮想現実たらしめる為の演出に欠けたところが気になりました。このままの調子で進むと、やがては「嘘くさい」といった感想さえ抱きかねないな、と。もっとも、ミステリー要素とサスペンス要素が両立したエロゲーなんて数える程しかありませんから、ミステリーとして楽しめればそれだけで充分なんですけどね。

贅沢な不満はさておき、特筆すべきは選択肢システムの妙。「選択肢で本気で悩めるアドベンチャーゲーム」というキャッチコピーに嘘偽りはありません。詳しくは述べませんが、いくつかの選択肢に映像的な仕掛けが凝らされています。おかげで当方は年甲斐もなく、選択肢が出る度に興奮してしまいました。こういうゲームならではの遊びがあるのは嬉しいですね。

体験版のプレイ時間は2時間かかったかどうか。女性のみフルボイスのフルサウンド。イベントCGは多くも少なくもなく。立ち絵のパターンは明らかに少なめです。
エロシーンは凛子先生のフェラと騎乗位の1シーンのみ。エロテキストは笑える代わりにエロくありません。
システムは最低限だけど、最低限に満たない。というのが、小声のヒロインと大声のヒロインとの音量の差に辟易させられました。今更言っても遅いんでしょうけど、音量調整はキャラクターごとに用意して欲しかったなーと。

『MOON CHILDe』の発売まで残り2週間。待ちきれなくて体験版をプレイしたはずが、いよいよ逸る気持ちを抑えられなくなって、どうしたらいいのやら。推理しながら待とうにも、仮説すら浮かばないのではどうしようもありません。……もしかして、私が鈍すぎるんでしょうか。
posted by みるみる at 21:13 | 体験版
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